センサーSenser

センサ(Sensor)とは、ある対象の情報を収集し、機械が取り扱うことのできる信号に置き換える素子や装置の事をいいます。
人間は視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚などによって得た情報に基づいて行動しますが、機械も同様にセンサから得た情報を基に、制御や処理を行います。
センサが収集し、置き換える信号(物理量)には、温度、光、色、圧力、磁気、速度、加速度 などさまざまなものがあります。

赤外線センサー 

赤外線センサー(反射型)は、発光素子と受光素子を同一面に配置、検出物体の反射光によって物体の存在(有無)・位置を検知します。

赤外線センサー(透過型)は、発光素子と受光素子を1つのパッケージに対向して並べ、その間を検出物体が光をさえぎることにより、検出機能を持ったものです。その間を検出物が通過するとき光を遮ることにより物体の有無を検出する光スイッチです。
スロットスイッチ、フォトインタラプタと呼ぶ場合もあります。
機械式スイッチと異なり、接点を持たない無接点スイッチ(非接触型光スイッチ)のため接点の摩耗がなく高い信頼性があります。

TTエレクトロニクス(OPTEK)

AGV(無人搬送車)用センサー

LiDAR (Light Detection and Ranging)は、対象物にレーザ光を照射し、その反射光を光センサでとらえて距離を測定するリモートセンシング技術の1つです。

自動車の自動運転化に向けた取り組みが進む近年、LiDARは方位分解能が高いため周囲の車や歩行者、建物などの距離・形状・位置関係を高精度で把握することが可能であり、先進運転支援システム (ADAS: Advanced Driver-Assistance Systems)や無人搬送車 (AGV: Automatic Guided Vehicle)などの用途で注目されています。

温度・湿度センサ 

宝産商

CO2(二酸化炭素)センサ 

宝産商

振動センサ

広い周波数帯域で微小な振動を検出できるため、産業用IoTの予知保全および機器の振動制御に最適です。

ロボセンサー技研